ポルシェでドリフト
2011年 04月 10日
その名の通りポルシェのみのドリフトスクール。
参加車両は993、996、997。
GT3やRSなど強豪車だらけ。
天気は残念ながら雨。
路面はウェット。
講師は元D1レーサーの青砥選手と佐藤選手。
8:30よりドラミ。
ドラミが終わり早速練習開始。
最初はパイロンを並べてちょっとしたジムカーナ。
全員のタイムを計る。
練習後に同じコースを走りどれくらいタイムが縮むか比較するらしい。
ジムカーナでのタイム計測が終わりドリフトの練習に入る。
最初はクイック、またの名をサウジドリフトと言うらしい。
要は直ドリ、ドリフトでスラロームをする。
なかなかケツが出ない。
そこで青砥選手からパワーでケツを出そうと言われ、1本目のパイロンの進入時にステアリングを切りながらアクセルを踏もうと言うことになった。
言われるがままにアクセルオン。
ケツが出たと思ったらカウンターをあてる前にスピン。
何本か行ったが殆んどスピン。
何回パイロンをトバしたか・・・。
青砥選手の話だとステアリングの切りすぎとの事。
ステアリングは90度くらいでいいらしい。
なかなかうまくいかず、次は大きな円を回る練習。
こっちもなかなかケツが出ない。
996GT3や993カレラの方々はスピンするほどドリってた。
そこで青砥選手、佐藤選手にドライビングしてもらった。
二人ともポルシェに関してはプロだ。
一体自分のマシンがどのように動くか!
しかしショックな結果が・・・。
プロの二人をもってしてもキレイにドリフトできなかった。
他のマシンではキレイにドリフトをキメていたのに。
感想いわく、フロントの接地感が無いとの事。
ブレーキングでフロント加重してもすぐにフロントが浮くらしい。
外から見ていても、他のポルシェと違ってノーズダイブが凄かったみたいだ。
この言葉には正直ショックだった。
ここからトーンダウンしてきた。
最後は最初にやったジムカーナコースを走りタイム計測。
みんなタイムが縮んでいたが自分だけトーンダウンしたせいかタイムが伸びた。
なんて言うザマだ全く。
そして終了のドラミ、反省会を行って解散。
講師の方々が言っていた事が気になりすぐにショップに電話を入れた。
足回りを見てくれと。
アンダーが強くケツが出ない事とか、すぐにフロントがロックする事等を説明する。
ショップのおっちゃん曰く、930ターボを自分の理想通りに仕上げるなら993のカレラでも買った方がいいとの返事。
金が100万、200万はかるくかかるらしい。
ホイール交換から強化トーションバーにアブソーバー。
しかももうパーツが手に入るかどうかも危ういらしい。
ここのおっちゃんは昔、カレラカップのメカニックをやっていただけあってポルシェにはホントに詳しい。
自分の930ターボは89年式。
もはやエンスーカーの仲間入りに近い。
現行モデルと同じ性能に持っていくのは伊達じゃないらしい。
それに足回りをやったらボディにも手を入れないといけなくなるとのこと。
89ターボのボディに手を入れるとせっかくの希少価値が落ちるらしい。
オッチャンの言うことも理解できる。
でも930で現行モデルと同じように走りたい。
しかし最近997のGT3にも興味がある。
いったいどうしたらいいんだ!
悩みがひとつ増えた。
買い換えるか930でイクか・・・・。
いっそGT3でもイクか!
まぁ今回のドリフトスクールは自分の車の欠点が分かっただけでも収穫だ。
あ~ どうしよう・・・。